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どうなる?iOSとDTMのこれから

最近微妙な記事が多いなーと感じていたサンレコですが、iOS上で動くシンセについてのコラムがあったので
買ってきてみました。(半分はシンセの広告じゃねーかと思いつつ)

Waldorfのウォルフガング・パーム氏のインタビューから始まって、iOSとPCとの連携方法、
iアプリのシンセ紹介と今ひとつ物足りない部分はありましたが、なんとなく面白い記事だと思うんですよね。

従来のシンセは組み込みマイコンで色んな音源方式を採用して多くのモデルがリリースされた。
そして時は流れて、PC内で組み込みマイコンがやっていたことをやってこれまた色んなソフト音源が出た。
この2つ、どっちもバージョンアップという面で大きな壁があるのが共通項なんですよね。

ハードシンセは完全にユーザの手に渡ってしまうので、ソフト/ハード両方のアップグレードができない。
ソフトシンセはソフト面の強化はインターネット経由でできるようになりましたが、それを動かすPCのパワーは、
完全にユーザ任せになってしまうため、メーカーはハード面のアップグレードができない。
(PC自体が進化する消耗品みたいなもんなので時間が解決する問題ではあるんですが)

その2つの折衝というか互いの妥協点と言える落とし所がiアプリのシンセに当たると思うんですよね。
ソフト面でもハード面でもある程度融通が利いて、ソフトシンセと違ってタッチパネルで操作ができる。
フィジカルコントローラが最初から最適化されてついてくるDSPソフトシンセと考えると意外と良さそうかも。

MIDI周りの実装がまだ弱いみたいですが、将来的にUSBケーブル1本で繋いでDAWから弄れるようになれば、
色々と便利だと思うんですよね。音声もオフラインバウンスできればソフトとハードのいいとこ取り。
ただそうなってくると、PCもMacにしないとダメって制約がつきそうですが。
(iアプリのMIDI周りはMacOSのCoreMIDIが設計思想のベースになっているらしいので)

iOSとWindowsの連携に手間がかかりそうなのは、RolandのINTEGRA-7のWin版エディタのリリースが
遅れていることから、なんとなく察することもできますし。

まぁ一つはっきりしてるのは、「まだまだこれからの分野」ってことでしょうね。
iアプリの音源も今は画面を丸々占有して1つしか起動できないみたいですけど、バーチャルラック方式で
色んな音源を立ち上げて、USB-MIDIでマルチ制御ができれば夢が広がりそう。
発想としてはReasonのReWireみたいなもんですかね。
(iPadにそこまで処理能力があるかはわかりませんが、これも時間が解決する問題じゃなかろうかと)

AndroidタブでもFL Studioのモバイル版が出たりしてるので、こっちのPC連携なんかも夢見てみたいですね。
JavaベースのAndroidで音楽アプリは不可能って言われていたのを覆して出してきただけでも十分凄いんですが。

どちらもこれからの進歩が楽しみな分野だと感じさせてくれて楽しみです。
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